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アルゴリズム取引とは

昨今の東京株式市場では、アルゴリズム取引と呼ばれる自動売買が超高速で行われています。
普通に売買を行っている場合、目視出来ない速さで売値が出たり買値が出るので、買いたいところで買えなかったり、売りたいところより安く売ってしまったりして、アルゴリズム取引の影響を受けてしまうことがあります。
特にアルゴリズム取引のシステムにイベント毎のキーワードを設定して、そのキーワードが流れたらアルゴリズムが発動して大きく売られたり大きく買われることがあります。

 

アルゴリズム取引は5つの種類に分類されます

そのアルゴリズム取引ですが、アイスバーグ注文・ステルス注文・イベント対応型アルゴリズム・裁定取引の出遅れ察知アルゴリズム・見せ板アルゴリズムの5つほどの種類があります。

 

アイスバーグ注文は、大口の注文を細かく分散して注文を行っていくアルゴリズムの取引です。
細かく分散する事で株価を大きく下げてしまうリスクを減らし、結果的に同じような株価で大口の注文を売り切ることができ、一見同じような株価で多くの投資家が注文を出しているように見えるので、注文を出している大口投資家の存在を隠す事もできます。

 

ステルス注文は、他の投資家が注文を出した瞬間に売りや買いを出して即座に約定をして、あたかもその売買の注文が無かったかのように見えてしまう高速取引になります。
これは個人が使用するパソコンやスマートフォンよりも高性能のパソコンを利用して取引を行っているので、先に出された注文を他の誰よりも早く察知できる事で行える取引になります。

 

イベント対応アルゴリズムは、マクロ指標やニュースなどのイベント毎にキーワードを設定し、そのキーワードが引っかかれば発動するアルゴリズムになります。
ブレグジットやトランプ当選で大きく値動きをしたのは、このアルゴリズムが発動したことも要因のひとつと考えられます。

 

裁定取引の出遅れ察知アルゴリズムは、価値が同じ2銘柄の内で割高の銘柄を空売りして、割安の銘柄を買ってその差分の利益を自動売買で得るアルゴリズムとなります。

 

見せ板アルゴリズムとは、その名の通り大きな見せ板を入れて株価の流動性を高めるアルゴリズムです。
株価は大きな売り注文の塊や買い注文の塊をみると、その塊に向かって動いたり大きく反対方向に動いたりすることがあります。
そのような動きを促す作用があるのが、見せ板アルゴリズムになります。